後書きというか中書きというか
・恋人
10年ほどハードディスクにこの原案は眠ってました。
あたしがまともにエヴァを見たのは正月の集中再放送で、本放送時は第一話を見落としたこともあって見てなかったんですよね。第一話に関してはその後たまたま見る機会があったんですがまさかこんな社会現象になるほどになるとは思ってもみませんでしたね。
一応、当時は少年エースを読んでましたのでエヴァ自体は知ってはいたんですけど。
正直言います、一発ネタです。
まず、福音さんですが、実在します。
こんな女性かと言われると完全に違いますと言えますが。
両親が敬虔なキリスト教徒でそれでつけられた名前の部分だけが実在です。
オチは最初から決まってました。
自分で言うのもなんですが、品がないですね。
ラスカルもですが、これも実話です。
いえ、あたしが着せられたとかじゃなくて、ボディブロー後にあごにストレートというのは、スターリングがいじめっ子のスラミーに対して行った攻撃です。
確か黒人のボクサーから教わった技ですね。
これを今書いたのは、ちょうど映画エヴァンゲリオンが公開されたからですね。
一発ネタだけに何かのタイミングでないと書けなかったというのがあります。
不思議と書きはじめたらあっさり書けました。
この書けなかった時間・・・・なんだったのでしょう?
・だめなロボット
最初に言います。
あたしはTo Heartをやったことがありません。
マルチがモデルというわけでもありません。
どちらかと言うと椎名高志の傑作MISOKKASUです。
ロボットというかアンドロイドというか、それらが普通に存在する社会で人間がどうなるかってことを考えた作品でもありません。
これの原案を考えた時には『萌』なんて一般化してませんでした。
これも一発ネタですね。
オタロードもこれを思いついた時にはまだなかったと思います。
ということはまだハルヒは出版されておらず、朝比奈みくるがイメージに重なることもなかったんですよね。
椎名高志のマンガ『GS美神 極楽大作戦』のとあるエピソードでマリアの同系機としてつくれたテレサをして、横島が叫んだ『今度はドジで気の弱いのを作れ』というのが原点ですね。そういう点ではまさにMISOKKASUがそのままです。
そういや、これのアイデアが出た時ってメイド喫茶もまだなかったような気がします。
いや、アンミラはあったからそういう意味じゃすでに片鱗はあったのかもしれませんね。Piaキャロットへようこそがあったぐらいだから。そういう意味じゃ、東京へ行った時、馬車道を教えてくれた友人には感謝してます。
それにしても、Wikipediaでメイド喫茶を検索するとやたら詳しく解説があるのですがどういう人が編纂したんでしょうね(笑)。
じゃあ、次回作で会いましょう。