猟奇探偵倶楽部
金田一耕助・緑ヶ丘の事件






 緑ヶ丘の高級アパート・緑ヶ丘荘に住んでいた当時の金田一耕助の事件簿。


事件名 事件発生日
場所
主な登場人物 収録作品
スペードの女王 S29/7/25(S29/2/28)
東京、鎌倉、片瀬
関西から帰ったばかりの緑ヶ丘荘の金田一耕助をたずねてきた、彫物師坂口亀三郎・通称彫亀の妻キクがとんでもないことをいいだした。
というのも、3/20に神風タクシーに引き逃げされたといわれいた彫亀は、実は誰かに殺されたのではないかというのである。
彫亀が死ぬ前、奇妙な女からの依頼で、女の知り合いの女にトランプのスペードの女王の刺青をしたというのだ。しかも、彫亀はその依頼をしてきた女に以前同じ刺青をしたというのである。
キクが今になってそれを言い出した理由は、新聞に載ったスペードの女王の刺青の女の首なし死体が発見されたからであった。
そのスペードの女王は、麻薬の女王として知られていた女だった。
等々力警部
警視庁防犯部保安課・高橋警部補
鎌倉署・今波警部補
緑ヶ丘署・島田警部補
緑ヶ丘荘・山崎夫婦
ほか多数
スペードの女王(角川文庫・絶版)
毒の矢 S(31)/3/8
世田谷区・緑が丘町
高級住宅街緑が丘に現れる「黄金の矢」となのる人物からの投書は、人の秘密を暴く脅迫手紙だった。
そのうちのいくつかが耕助の知人、ピアニストの三芳欣造のもとにとどいていた。
そのことで相談を持ちかけられた耕助が見せられたのは、間違って届けられた黄金の矢の脅迫文だった。
耕助が緑が丘に住む前の事件簿
三芳欣造
三芳恭子
三芳和子
佐伯達人
三芳新造
三芳悦子
(的場)
的場奈津子
的場星子(ボンちゃん)
三津木節子
女中・お種
深井英蔵
深井咲
八木信介牧師
緑ヶ丘病院佐々木先生
緑ヶ丘病院沢村先生
緑ヶ丘署長橘貞之助
緑ヶ丘署島田警部補
山口刑事
毒の矢 角川文庫(絶版)
黒い翼 S(30/4/5)
31/4/5
世田谷区・緑が丘町
「黒い翼」と名付けられた手紙があった。それは、はがきの裏を墨で真っ黒に塗りつぶした上に鉛筆で、 「このハガキを受け取ったあなたは、直ちに七人の友人にこれと同じような手紙を出さなければなりません」という、いわゆる不孝の手紙である。
その洗礼を受けたものが最後に送り出したのが有名人たちであった。
毒の矢事件で緑が丘の英雄となった耕助が映画監督・石川の誘いでやってきたのは、やはり黒い翼になやまされている原緋紗子の元だった。
毒の矢の直後、耕助が緑ヶ丘に移住する前の事件
原緋紗子
(藤田蓉子)
藤田貞子
三原達郎
石川賢三郎
土屋順造
丹羽はるみ
梶原修二
小泉省吾
春日恭子
緑ヶ丘病院院長佐々木
緑ヶ丘署橘署長
緑ヶ丘署島田警部補
毒の矢(角川文庫・絶版)
毒の矢(春陽文庫)
女の決闘 ?(移住後すぐ)・秋口
東京(緑ヶ丘)
緑ヶ丘に済んでいたロビンソンさんの帰国お別れパーティ。
前夫人と現夫人がであったパーティでその事件は発生した
支那扇の女(角川文庫・絶版)
壷中美人 緑が丘・緑が丘荘
成城
西荻窪・ろてき荘
西銀座・赤い鳥
築地・北川法律事務所
新宿・ブルー・パゴタ
成城・万花堂
江東区深川K町
神田須田町・若竹亭
上野山下・山の井
楊祭典
楊華嬢(花子)
井川謙造
宮武たけ
井川マリ子
宮武敬一
村松
梶原譲次
鈴木隆介
秋山美代子
青田京子
山藤
三遊亭松楽
井川虎之助
井川治子
村上マキ
山藤・山本藤兵衛(山本達吉)
北川弁護士
(加納弁護士)
花村卓蔵
近藤重吉

警視庁・等々力警部
 新井刑事
成城署・川崎巡査
成城署・志村刑事
成城署・山川警部補
 三浦刑事
 柴田刑事
壷中美人(角川文庫・絶版)
壷中美人(春陽文庫)
扉の影の女 S30/12/20
緑が丘荘
西銀座・モンパルナス
五反田・松涛館
芝白金台・白金会館
赤坂・赤い風車
新橋・サンチャゴ
田園調布
赤坂・KKK
湯本・銭屋旅館
新橋・アポロ
耕助のもとに訪れた女は、このままでは警察に犯人と思われてしまうので助けて欲しい、と耕助に助けを求める依頼をしてきた。
女がいうには、たまたま偶然にとおりがかったところで不振な人物にぶつかり、足もとに転がったヘアー・ピンを拾ったところ、それにはどっぷりと血がついており、しかも、その近くにそれで刺し殺されたと思われる女が倒れていたというのだ。
その女は、プロボクサー・臼井銀哉をめぐって争った女だというのだ。
臼井に迷惑がかかることを恐れた彼女は耕助をたよったのだった。
夏目加代子
ハルヨ
江崎タマキ
臼井銀哉
金門剛
銀星薬局・山本達吉、青木稔
トロカデロ・広田幸吉
 藤本美也子
加藤栄造
岡雪江
福田一雄
阿部仁吾
緑が丘荘・山崎よし江夫婦
沢田珠実
多門修
山口美代子
緒方啓三
山田伝三
(帝映スター・古賀みち子)
日比野三郎
前島ユリ子
沢田喜代治
沢田綾子
佐伯三平
海野弥生

築地署・古川
    保井警部補・・・・複数かい?
    川端
    堀川
警視庁・等々力警部
新井刑事
扉の影の女(角川文庫)
支那扇の女 S32/8/20
東京
明治大正犯罪史に記載された70年前に起こった毒殺事件。
その関係者の元で事件は発生した
支那扇の女(角川文庫・絶版)
日時計の中の女 S35/6/27,9/27,10/1
成城
松涛・高砂館
道玄坂・ミモザ
銀座・天銀堂
売れっこ作家田代裕三の購入した家はいわく付きの家であった。
前の持ち主であった神保晴久にはよくない趣味があり、その趣味がこうじて世間に恥をさらすことになったからである。
その家を改築、庭の日時計を移動させようとしたとき、その当時行方不明となって消えたといわれる須藤珠子と思われる死体がその中かに発見されたのだった。
田代裕三
田代(堀)啓子
松波可南子
堀晶子
婆や・井出
(神保晴久)
(神保鶴代)
(須藤珠子)
警視庁・等々力警部
七つの仮面 角川文庫
雌蛭 S3X/8/5
渋谷Sの聚楽荘
西銀座・ユリシーズ
なぞの婦人からの電話での、奇妙な依頼を受けた耕助は、渋谷にある聚楽荘に向かった。
その奇妙な依頼とは、じゅらくそうの4階8号にあるハンドバッグを回収というものであった。
その部屋に入った耕助は、そこで薬品によってめちゃめちゃにされた男と女のの死体を発見したのだった。
耕助の変装が見られる珍しい作品
河野健太
梅本(立花)昌子
(立花慎二)
梅本繁子
田辺泰子
多門六平太
緑が丘荘管理人・山崎
渋谷署・唐沢警部補
警視庁・等々力警部
警視庁・新井刑事
七つの仮面(角川文庫)
蝙蝠男 S?/2/18〜2/25
目黒・緑が丘・日月荘
赤坂・ローズマリー
大学受験を控えた由紀子は夜遅くまで勉強を続けていた。
その由紀子がふと、窓の外に目を向けると目の前のアパートの窓にシルクハットをかぶり、コウモリのような羽を広げたような男の姿が影となって映っていた。
しかも、その男は部屋の住人である男出入りの激しい女をひっつかむとその胸にナイフをつきたてたのだった。
原田由紀子
原田裕吉
原田美枝子
小川豊子
リリー梅本
坂崎卓造
波野圭市
吉野隆吉
白井克子
丸見屋運送店
表町署・田畑警部補
碑文谷署・波川警部補
警視庁・等々力警部
新井刑事
服部刑事
七つの仮面 角川文庫


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