マルチワールド・ファンタジー・ルナティクスキャンペーン ☆3回目までのあらすじ  GMであるあたしは前回、一つの点に懲りました。 やはり、あらすじはきちんと纏めて置いた方が説明しやすいと言う事です。 今回から、プレイの前に説明する点について、明確に記述する事にしました。 ということで、ついでにリプレイの冒頭にも使いまわす事にしました(笑)。 ちなみにこれは、プレイの前に書いています(笑)  君たちは、このレトラーサム公国各地で悪事を繰り返していたルナティクスのメンバーである。  先日、御子が目覚めルナティクスの本部を新たにしたという事で君たちは本部付きの幹部として召還された。  召還された当日、本部にルナティクス壊滅を目論む一団がやって来た。彼らを力によって排除したのだが、まだ知られていないはずの本部の位置がルナティクスの一員以外に知られているという事実が発覚した。  それは、ルナティクスから脱走した何者かが、シーフギルド『ドゥアーク・イングデン』にルナティクス本部の位置を売ったらしいということである。  ルナティクスの三大大幹部の一人、リュースタンは君たち幹部に命令した。 「ルナティクス本部の位置を知るものを抹殺せよ。もしくは、彼らにルナティクスに対して忠誠を誓わせよ。」  君たちはまず、手始めにラ・カーリアスの街に潜入、ルナティクスのアジトを設立した。そして、シーフギルド『ドゥアーク・イングデン』との接触を『麻薬を売り込む』という形でとった。  『麻薬の取引』は、シーフギルドの幹部スネークとの間で滞りなく完了した。  しかしその夜半、ルナティクスのアジトに潜入した者があった。  彼女は言った。『お前たちは何者だ。スネークとの間で何の取引を行なったのだ』と。  未だシーフギルド『ドゥアーク・イングデン』について解っている事は少ない。  しかし、最初の潜入者が現われてから、48日が経過している。  時間がかかればかかるほど、情報の拡散も大きくなっている・・・ 第4回 「抗争」 95年4月2日  今回は、シグラムとゴズロがいません。シグラムは風邪を、ゴズロはぷーちゃんのため出れなかったのです。  代わりに、レドラムが当日頑張って参加してくれました。  上のナレーションを読んだところ・・・ 全員「(爆笑)」 シーサー「48日ぃ〜(笑)。20日ぐらいやと思ってた(笑)。」 GM「そうやねん、20日ぐらいの感覚でおったんやけど、実はそれだけ経過しててん(笑)今回あらすじ起こすんで調べてみたんや。簡単に言うと、一回目と二回目の間でミールが陥ちるのに6日、二回目はそれからさらに7日。二回目の襲撃作戦で襲撃地点への往復で10日、商隊が来るまでに5日。ラ・カーリアスに行って屋敷を買うのに5日(移動4日、交渉1日)もかかってる。これが2回目の終了時点(笑)」 レドラム「あうぅぅっ(笑)」 GM「計算外にあるのは、移動時間みたいやね(笑)。んで、三回目は、屋敷を購入してから8日、シナリオ中で7日経過してるねん(笑)」 レドラム「どこまで情報広がっているのやら(笑)」 GM「そういうこと(笑)。実際にそのあたりが問題視されてはじめているよ。」 デ・コーター「どういうこと?」 GM「その件はちょっち待って、まとめて説明するから。さてと、まず状況やけど、前回の終了時点の翌朝、レドラムが本部からやって来たところというとこ。」 デ・コーター「査察(笑)」 シーサー「作戦はちゃくちゃくと停滞中(笑)」 GM「そりゃ、回を増すごとに進む量が減って来てるけど(笑)。まぁ、本部側でも事件があったんだけどね。レドラム、あの件ね。」 レドラム「あの件?」 GM「じゃ、説明しよう。実は、君らがラ・カーリアスのアジトに移動してから後の事やねんけど、あの後、本部に侵入者があったんや。」 デ・コーター「侵入者・・・」 シーサー「情報がどんどん漏れてるぅ。」 GM「そういうこと(笑)。で、その侵入者・・・女なんやけど・・・、はジェノアによって捕らえられたんや。」 シーサー「餌食(笑)」 GM「さぁ?で、ここからが問題なんやけど、ジェノアは彼女を尋問したんやけど、その結果について報告が無かった。また、その侵入者は、どうも、ジェノアと接触しようとして侵入した形跡がある。ここまでが、前回、レドラムに伝えた事やったね。」 レドラム「ああ、あの件ね。他のかと思った(笑)」 GM「まだ、続きができたんやな(笑)。実は、レドラムが出る前に、ジェノアが彼女を引き連れて本部を抜け出したんや。」 ボーイング「駆け落ち(笑)」 デ・コーター「いや、あいつの野心の一つはハーレムやで(笑)。」 GM「そう、理由がわからない。それと、どうも、ラ・カーリアスに入った形跡もあるらしい。」 シーサー「何を企んでいるんやろう・・・」 GM「さぁ?まぁ、一部の人は知っていた事件がおおやけになったというわけ(笑)」 シーサー「新しい事件やなぁ。」 GM「いや、本来起るはずの事件や(笑)。二回目のラストにチェックしてもらったと思うけど、あれがその事件の発生のチェックやったんや(笑)」 シーサー「そうやったんか・・・」  嘘ではないですよ。これは、真実天命にかけて本当(笑) GM「そうやってん(笑)。シーフギルド事件の直後ぐらいのつもりやったんやけど、ちょっと状況が変わってん(笑)。まぁ、次の事件が押して来ているという事(笑)」 デ・コーター「きつぅ(笑)」 GM「でも、シーフギルドに対する作戦が先(笑)。というところでスタートかな(笑)」 ボーイング「捕まえた女は?」 GM「別の部屋に縛り上げて閉じこめている事にしよう。」 ボーイング「じゃあ、尋問やね(笑)。任せてくれ、培った拷問技術を見せたる(笑)」 GM「まず、鼻から(笑)」 レドラム「それやったら、言ってやろう。お前はルナティクスの権威をどこまで落せば気が済むんや(笑)」 ボーイング「いやいや、まず、爪に針から(笑)」 レドラム「待った、拷問や尋問よりも先に話を聞いてみよう。それからでも拷問は遅くないと思う。」 シーサー「そうやね(笑)。それやったら、もう一度、我々の事について再度確認しようか。」 デ・コーター「南の海岸近くの隠れ村の者やったね。生きていくのには不十分な程度の生活レベルしかない。だから、麻薬を精製しているんやったね。」 ボーイング「そうそう、国に税金も払っていない(笑)。払ったら一発で捕まってしまう(笑)。で、俺等はその村からやって来た若い連中と(笑)」 GM「(若いという年でもないやろうに・笑)」 レドラム「待った、そういう村の出なら、交渉とかの面で後手に回ってしまう事になるのが普通と違うか?」 ボーイング「じゃあ、俺たちは隠れ村に雇われた代理交渉集団ということで(笑)。」 レドラム「では、交渉屋としようか。もう一つの問題は、我々のアジトに関する情報がシーフギルドにとって『商品』という価値だけなのかどうかということや。」 シーサー「考えてなかったなぁ(笑)」 GM「そのあたりについては、全然掴んでいない(笑)。」 レドラム「そのあたりを聞き出す必要があるやろうね。立場とかはこれでいいかな?」 ボーイング「ええんとちゃう?じゃあ、聞き出そうか(笑)」 ・まず、質問から GM「さて、捕まえた女やけど・・・、まだ逃げ出せていないね。縄抜けをしようとした跡はあるんだけど、失敗しているようだ。」 ボーイング「そりゃ、ぐるぐる巻きにしたからなぁ(笑)。」 レドラム「じゃあ、始めよか(笑)。」 デ・コーター「センス・ライを使います。」 GM「じゃあ、精神点を15点消費してね。」 デ・コーター「減点して・・」 GM「減点はできないよ。マルチワールドはそのあたりが厳しい(笑)。精神点は、前回の消費分を回復しててもいいからね」 デ・コーター「うげぇ、きびしー。今日は、これで何もできへん(笑)」 GM「嘘を言った場合、伝えるからね。じゃあ、始めようか。」 ボーイング「まずは名前から。」 GM「(コロコロ)・・だまって、君らを睨みつけているね。」 レドラム「話してくれないか?なぜ我々のところに侵入して来たのだ?」 GM「(コロコロ)やっぱり黙っている。」 レドラム「話してくれないと、やりたくはないのだが、痛い目に遭う事になる。」 ボーイング「そうそう、爪の間に針が入るといたいぞぉ(笑)」 GM「(コロコロ・・・どこまで抵抗するんやこいつ・・・このままじゃ、話が続かない・・・)『お前たちは何者なの?スネークと組んで何を企んでいるの?』」 レドラム「やっと話してくれたな。」 ボーイング「お前こそ誰だ。ギルドの諜報部の者だとか言っていたが、それは本当か?名前は?」 GM「・・・しまった、という表情をするよ。」 ボーイング「我々は、海の近くにある隠れ里の連中に頼まれた交渉屋だ。彼らの持っている麻薬をシーフギルドに売るためにやって来たんや。」 GM「『お前たちの背後関係がまったく掴めないのはどういうことなの?』」 レドラム「我々も交渉屋のプロだ。そうそう簡単に背後関係は掴ませない。スネークと組んで企むも何も我々は、スネークに麻薬を卸しただけだ。それ以上の関係はない。」 GM「『本当に、それだけ・・・なの?』」 ボーイング「それだけだ。ギルドの諜報部ならギルドの仲介役に確認すればすぐに分かるはずだ。」 レドラム「我々のところに侵入して調べようとしていたのは、スネークとの関係の事のようだな。しかし、我々はスネークと何も関係が無い。関係しているとするならば、麻薬の取引という商売関係だけだ。どうやら、スネークという幹部は何かを企んでいるらしいな。だから、お前が動いているというわけだな。」 GM「(はい、正解・・って、これぐらいは想像できるやろね・笑)」 ボーイング「正直なところ、我々は、取引相手は誰でもいいんや。我々の目的は麻薬をさばく事にある。せやから、別にお前の側で麻薬を取引してくれるというのであれば、それでもかまわんのや。」 GM「『本当にスネークと何の関係もないというの?』」 レドラム「疑うのは仕方ないだろう。しかし、関係がないのも事実だ。我々としては、麻薬をさばく相手が誰であってもええのや。」 ボーイング「お前の陣営で麻薬を引き受けてくれるというのなら、麻薬を準備する。まぁ、できる事ならスネーク側よりもいい値をつけてもらいたいもんや。」 レドラム「(あきれたように)・・・この商売人(笑)」 シーサー「なんかやっぱり違うような気がする(笑)」 ボーイング「ええやん、儲かるんやったら(笑)・・・おかしいなぁ、こんなキャラや無かったはずやのに(笑)」 レドラム「キャラクターの背景がどうであれ、やっぱプレイヤーの『性格』がにじみ出てくるんやで(笑)」 ボーイング「そっかなぁ(笑)」 GM「まぁ、最初にも説明したとおり、キャラクターの細かい性格に関しては触れていないし、触れなくてもいいと思うんや。要はキャラクターの背景さえしっかりプレイしてくれればええねん(笑)。さてと、話を元に戻そうか(笑)。彼女は、しきりに状況を考えているようやね。ちなみに彼女は知力は高いから、そこそこ懸命な判断をする(笑)。『正直なところ、麻薬関係のルートはスネークがすべて押さえている。だが、スネークたちを粛正したあかつきにはいずれにしても新しいルートを整備する必要があるわ。正直なところ、私では判断の限界を越えているわ』って、マスターも脳味噌がウニになりそうや(笑)」 一同「(爆笑)」 レドラム「我々としては、末永く付き合ってもらえればそれでいい。それと、その関係に関する保証だ。」 GM「『私にはその保証ができないわ。私のマスターと相談する必要があるわね。』」 レドラム「ここでお前を返すわけにはいかない。お前を返すと我々にはなんの保証もないではないか。」 GM「『あなたたちが、スネークにこの事を売らないという保証もないわ。それに私が戻らないとどうなるか考えてるのかしら。』」 シーサー「お前を救出に来る連中がいるとでも言うのか?それほど重要な地位におまえはいるのか?」 GM「彼女はシーサーを睨むよ。」 シーサー「ちなみに彼女の年は?」 GM「ああ、ごめん、説明するのを忘れてた(笑)。大体23〜4歳ぐらいにみえる。赤いショートの髪を持っている。そこそこ見栄えもいいよ。」 シーサー「お前はどのくらいの期間ギルドにいたんだ?」 GM「(ちょうどいいや・笑)『大体20年ぐらいよ。物心着いたときにはギルドにいたわ』」 シーサー「ということは、生まれたときからギルドにいるのと同じか、そこそこギルドの中で名前が売れているかもしれへんな。」 レドラム「では、我々は代表を出そう。お前の代わりに交渉するというのでどうだ?」 GM「(よしよし、これでシーフギルドのもう一つの派閥と接触できる、彼女の役目も果たせるというわけや)『いいわ』と彼女は言う。接触場所と合図を教えてくれる。場所は、スラム、つまりゲートの外。」 シーサー「外ぉ、大丈夫やろか」 GM「普段からそんなに警戒が厳重というわけでもないから、目立つような武器とかを持ち歩いていない限り、見咎められる事はないよ。ちなみに、スラムの入り組んだ奥にある酒場を指定しているからね。」 ボーイング「迷ったりして(笑)」 GM「その可能性はあるね(笑)」 ・スラムのアジトへ GM「では、誰が行くんや?」 ボーイング「今までずっと接触して来てるから、今回も行くわ。」 レドラム「行こうかなぁ・・・」 シーサー「いつもやったら、シグラムが行くんやろうけど・・・。今回は行きます。どうせ、面割れたのと同じやから(笑)」 GM「(行くの?くすくす・・)」 デ・コーター「じゃあ、ピップ君を付き添わせます。質問、使い魔を通じて魔法ってかけられるの?」 GM「基本的にソードワールドRPGと同じやからできない。」 デ・コーター「残念、センス・ライで確認をしようと思ったんやけど・・・」 シーサー「まぁ、ええやん(笑)。けど、真昼間にフクロウ連れて・・・(笑)」 デ・コーター「うぉぉぉっ、まぶしい〜(目を押さえる)」 ボーイング「サングラスかけさせる(笑)」 GM「もっと怪しい(笑)」 レドラム「やっぱ、行くのやめ(笑)。任せた(笑)」 GM「じゃあ、行くのはシーサーとボーイングの二人やね。じゃあ、移動開始。一応、知力によるロールして。目標値は10。」 ボーイング「あぶねぇ、成功。」 シーサー「成功。」 GM「入り組んだスラムの中に目指す酒場が見つかった。あたりは、薄暗くて目つきの悪いのが一杯いる。ちなみにすえた匂いが充満している。」 レドラム「ボーイングが一杯(笑)」 ボーイング「ちゃうわい(笑)」 シーサー「早速売れてたりして(笑)」 デ・コーター「え、ああ、麻薬かぁ(笑)」 GM「さぁ、その辺はどうでしょう(笑)。早ければ出まわってるかもしれないね。」 ボーイング「早速、酒場に入ろう。中は?」 GM「店の中はもっと暗い。昼間から何人かがぐでんぐでんに酔っているよ。カウンターの奥に目つきのよくない店のおやじがいる。」 シーサー「宿屋兼酒場なん?」 GM「いや、酒場専門みたい。」 ボーイング「じゃ、早速合言葉を言う。」 GM「おやじは君たちを一瞥すると、親指で店の奥を指す。ちなみに一言も喋らないよ。」 ボーイング「さっさと奥に行く。」 GM「カウンターを越えて店の奥の部屋に入る。そこはぐちゃぐちゃの世界(笑)」 ボーイング「ぐちゃぐちゃって・・・死体とかまで転がってるとか(笑)」 シーサー「多分、散らかりっぱなしとちゃう。」 GM「そういうこと、クズで足の踏み場が無いぐらい。部屋の奥には三人のやっぱり目つきの悪い男が睨んでいるよ。」 レドラム「ボー・・・」 ボーイング「もぉええっちゅうに(笑)。合言葉を言って、お前たちの仲間の女は捕まえた、お前たちの幹部に用があると言う。」 GM「男たちはダガーを抜いて身構えるよ。『てめぇら、プシィをどうしやがった』とか言ってくるよ。」 ボーイング「プッシー?(*^_^*)。」 GM「(誤解してるなぁ・笑)」 デ・コーター「同時通訳中(笑)。捕まえた女聞こう、お前の名前はプシィか?」 GM「何も言わないけど、額に汗がつつーっと(笑)」 レドラム「ずばりやね(笑)」 ボーイング「プッシーは、俺たちが捕まえている。もともと、プッシーが俺たちの家に侵入して来たんや。確かに俺らはスネークと麻薬の取引をした。しかぁし、俺らは単なる交渉屋であって、その取引相手が誰であってもかまわないんや。お前たちギルドの中の内紛に巻き込まれるつもりはない。俺らは麻薬の取引相手さえいればいいんや。だから、お前たちのボスと交渉したい。それまでプッシーは俺らの人質や。」 GM「(よしよし・笑)三人の男はひそひそと相談をしている。そして、そのうちの一人が、ちょっと待ってろと言って、奥にある扉から出ていく。」 ボーイング「待ってる間に茶は出んのかぁ?。で、出て来た茶に少し口をつけて吹き出して、ぬる過ぎぃるとか、熱すぎるっとか言ったりして(爆笑)」 シーサー「でも、出された茶を飲まない(笑)」 ボーイング「で、茶菓子を要求する(笑)」 GM「でも、茶も茶菓子も出ない(笑)。(コロコロ)30分程して男は帰ってくる。『ボスが会うそうだ。俺について来い』とか言う。」 シーサー「場所はどこだ。」 GM「『ついてくれば分かる』と言うだけ。」 ボーイング「30分もかかったんやろ。馬車ぐらい用意しろぉ(笑)」 GM「やっぱり無視される。ついていくの?」 シーサー「ついてくよ。」 GM「そうこう文句を言っているうちに、市民ブロックにある一軒の酒場に着く。」 ボーイング「結局30分歩きづめ(笑)」 シーサー「往復30分やったから、正確には15分やね(笑)」 ・ギルドの女幹部との接触 GM「さて、続けるよ。今回の酒場は、市民ブロックの中でも良いほうに入る酒場で、名前もそこそこ通っている。ここは、一階がホールになっていて普通の客はここで飲む。で、二階は個室になっていてそこそこ高級な仕上がりになっている。商談なんかによく使われているんじゃないかな。」 シーサー「ということは、専門の酒場?」 GM「そういうこと。場所は、街の中心の方になる。」 シーサー「あっちこっちの酒場にギルドの息がかかってるみたいやね。」 ボーイング「この前のは、完全に息がかかってたけど、今回のはわからんで(笑)。第一、前回とは状況が違う接触やからなぁ。」 GM「さてと、ホールは昼は準備中で人はいない。君たちは二階の個室の一つに案内される。この前のスネークの酒場に比べると一ランクほど落ちるけど、一般の客から見れば十分に高級な感がある。部屋の奥にはカーテンがかかっていて、その前に二人の大男が立っている。」 ボーイング「この前と同じパターン(笑)」 GM「そういうこと(笑)。取り敢えず、こちらから姿は見えないけど、カーテンの向こう側からは見えるのだろうね。」 デ・コーター「引き続き実況中継モード(笑)」 レドラム「電波飛ばすぅぅぅ、頼むから言うてくれぇ(笑)」 ボーイング「何を?」 レドラム「あの『ばかやろう』を送り込んだのはあなたですかと言ってくれ(爆笑)」 ボーイング「阿呆ぉ、そんなこと言えるかぁ(笑)。喧嘩しにきちゃんとちゃうで(笑)。場合によったら喧嘩する事になるけどや(笑)。言うんやったら、自分来て言えや(爆笑)」 レドラム「なんで、行けへんかったと思てるねん。『交渉失敗して、ひどい目に遭う』と思ったからやん(笑)」 ボーイング「こいつはぁ(爆笑)」 シーサー「まぁまぁ(笑)。交渉の失敗はいつものことやん(笑)」 GM「(それでええのかぁ・汗)続けるで、君たちを案内して来た男は、身振りでテーブルに座るように指示する。扉はその男が閉じ、入口のところにいたもう一人の男と二人で入口をガードするように立つ。」 シーサー「確認、目の前のカーテンに屈強な男が二人、入口に二人、そのうちの一人が案内してくれた奴ということやね。」 GM「そういうこと、君たちが席に着くと、カーテンの向こう側から声がする。『あなたたちはプシィを捕まえているのですね』女の声だよ。」 ボーイング「そうや。もともと侵入者や、どうしようとこっちの勝手やろ。」 GM「『それを言うなら、あなたたちがスネークと取引をするからよ。ギルドの中でも問題になっているわ。スネークがギルドに報告する事なく麻薬の取引をしたということもだけど、あなたたちの正体が掴めないということでもね。』」 ボーイング「俺らは単なる交渉屋だ。それ以上でもそれ以下でもない。売りたいという奴と買ってくれる奴の間を仲介するだけや。今回にしても俺たちは麻薬を買ってくれるギルドと交渉したんであって、スネーク個人と取引したわけじゃない。スネークを紹介したのは、ギルドの仲介役や。」 GM「『つまり、あなたたちは麻薬を取引する相手は誰でもいい、そう言いたいわけね』」 ボーイング「そういうことや。」 GM「『困ったわね。まず第一にわたしたちドゥアーク・イングデンにおいて、麻薬を取り扱っているのは、スネークだという事。第二にあなたたちが本当にスネークとの関係がないと言い切れない事ね』」 ボーイング「すぐに用意できるわけではないんやけど、証拠として麻薬を準備するつもりはあるんやけどな。」 GM「『だから、こまったのよ。あなたたちの準備した麻薬、わたしたちには鑑定のしようがないのよ。・・・そもそもあなたたちは、麻薬を売る相手が誰でもいいといっていたわね。ならば、その証拠となるモノを用意できないかしら?』」 ボーイング「証拠?」 GM「『そうね、スネークがいかに力をつけて謀反を起こしても必ず失敗するわ。』」 ボーイング「えらい自信。」 シーサー「なんかあるんとちゃうか?」 GM「『どう解釈してもいいわ。私たちのギルドマスターは恐ろしい方よ。マスターに手向かって無事にはすまないわ。』」 シーサー「何が言いたい?」 GM「『悪い事は言わないわ。スネークとは縁を切りなさい。』」 ボーイング「ちょっと待て。俺たちはあんたらの抗争に巻き込まれるつもりはないぞ。証拠ってあんたらにつくってことかい。」 GM「『言ったわよ、どう解釈してもいいって。』(他のアクション・・追跡者の忍び足は・・・コロコロ・・入口の二人は・・・なるほど)・・・さてと、君たちが話をしているといきなり入口の扉が開かれる。」 シーサー「なんや?」 GM「入口のところでは、片方の男が見知らぬ男を羽交い締めにしている。もう一人の男がその上から左手で羽交い締めされた侵入者の口を押さえている。その男は廊下を見渡すと扉を閉めた。」 ボーイング「どういうこっちゃ?」 シーサー「つけられてたんか?俺等?」 GM「さぁ、どうでしょう(笑)。カーテンの前に立っている男の一人が何も言わずに片手を挙げると、侵入者の口を押さえている男が懐からダガーを取り出した。」 シーサー「ちょっとまったぁ」 ボーイング「ちょっと待てぇ、その男に聞きたい事が・・・」 GM「君たちが叫ぶと同時に、侵入者の首にダガーが深々と突き刺さる。少しうめいた男はそのまま崩れるよ。」 シーサー「確認したい事があったのに〜」 GM「『つけられていたみたいね。』とカーテンの向こう側から再び声がする。」 ボーイング「何で殺した。」 GM「『これはギルドの問題よ、あなたたちには関係のない問題よ。もっとももう立派な関係者かもしれないけど。』」 シーサー「今の男はスネークの手のものだとでも言うのか?」 GM「『他に誰がいるのかしら?』」 ボーイング「ならば、今ので俺たちがスネークと関係の無いものだという証拠になるのとちゃうか?」 GM「『そうみたいね、わかったわ。あの娘を帰してもらえないかしら?』」 ボーイング「どうする?」 シーサー「帰してもいいような気がするけど・・・」 レドラム「口に出して言ったんやね?。」 デ・コーター「全部実況中継中(笑)」 レドラム「じゃあ、アジトでプシィの前で言うけど絶対に返さへん。このまま帰すにしては、我々になんの保証もない。」 ボーイング「そうやなぁ・・・帰って残っている仲間と相談してから決める。」 GM「『困ったわね。プシィを帰してもらえないのであれば、このままあなたたちを帰すわけにはいかないわね。』」 シーサー「一種、敵陣にいるのと同じやからなぁ。どんな伏兵がいるかわからへん。」 ボーイング「俺たちが無事に帰らないと、プッシーも無事に帰らないぞ。けど、簡単に敵に捕まえられるような奴がそんなに重要なんかなぁ?」 GM「それを見透かしたように言うよ。『いいえ、あの娘は優秀よ。少なくともあなたたちを私の前に立たせているのだからね。』」 シーサー「ということは、交渉の場を持つためにわざとつかまったんか?」 GM「『ええ、そうよ。で、帰していただけるのかしら?帰していただけないとしなくてもいい争いを起こす事になりますわよ。』」 ボーイング「う〜っ(頭を抱える)」 シーサー「ここは返してもいいと思う。少なくとも今、返すと言わないと無事にここから出れないかもしれへんし。」 GM「一応GMとして言うと、君等の実力はそんじょそこらの雑魚では太刀打ちできへんで。強行突破もできるとは思うよ。」 ボーイング「ん〜、もともと俺等は隠れ村の連中に代わって麻薬の取引をする交渉屋や。あんたらの抗争に巻き込まれた被害者ともいえるんやで。」 GM「『でもね、巻き込まれる方が悪いという言い方もあるのよ。それに、ここまで来て巻き込まれずに済むと思っていたのかしら。』」 シーサー「やばいなぁ、さっきのスネークの配下の事もあるし・・・」 ボーイング「そうかぁ、下手するとスネークの方から疑いをもたれるかもしれへん。」 シーサー「取り敢えず、ここは穏便に引いておいた方がいいかも知れへんで。」 ボーイング「けどなぁ、ここには喧嘩売りにきたんやで、このまま帰るのも・・」 シーサー「えっ、そうなん?」 ボーイング「ちゃうんか?もともと、シーフギルドでルナティクスのアジトの事を知ってる連中を壊滅する事が目的やったんやから、喧嘩売るつもりで来たんやけどなぁ(笑)」 シーサー「あ゛あ゛っ、そういや接触する事ばかり考えていて、どう接触するのか全然相談せんと来てしもた(笑)」 レドラム「あう〜、やっぱり行くべきやった(頭を抱える)」 ボーイング「まぁ、えっかぁ(笑)。取り敢えず今は帰すという事で帰るか(笑)」 レドラム「絶対に帰さへんでぇ(笑)」 GM「というレドラムの声は聞こえないから、今は帰すという事で出るわけやね。」 ボーイング「次までに考えればいいやん(笑)」 レドラム「お前という奴はぁ(笑)」 GM「『では、今日の夜中の12時までにプシィが無事に戻らないと・・・わかっているわね』」 ボーイング「そりゃもぉ(笑)。すぐに引っ越しやな(笑)」 シーサー「ちょい質問。ギルドにはスネークとあなた以外に、あなたと同じクラスの者は他にもいるんか?」 GM「(おいおい ^^;)『ギルドに所属していないあなたに言う必要があるのかしら』」 シーサー「・・・(^^)」 ボーイング「プッシーは返す、ということでここは帰ろか(笑)」 シーサー「つけられるやろうなぁ」 ボーイング「どうせ、アジトはばれてるねん。」 GM「ということで、酒場の外に出る事はできたよ。どうするの?」 ボーイング「そりゃ、まっすぐ帰る。」 GM「了解(笑)。それとボーイング、プッシーとちゃうで、プシィ。仔猫(プシィ・キャット)のプシィやで(笑)」 ボーイング「なぁんや(笑)。へんな名前やと思った(笑)。てっきりプッシー・トークのプッシーかと(*^_^*)」 レドラム「大ばかものぉーっ(笑)」 ・プシィの脱出 GM「さて、無事アジトに戻ったよ。」 レドラム「プシィは絶対に帰さへんで。このまま帰したら、シーフギルドに対しての人質がいなくなるやんか。もちろん、プシィに聞こえるところで言うよ(笑)。」 シーサー「じゃあどうする?このままスネークのところに行ったら二重取引の事で下手に疑われる可能性もあるで。」 レドラム「それは、プシィを帰そうが、帰すまいが同じやと思うで。ギルドの諜報部隊と接触した事だけでも充分スネークに疑いをもたれると思う。」 ボーイング「スネークの配下も倒されているしなぁ・・・。」 レドラム「少なくともプシィを残しておけば楯にはできるやろ。どうやらプシィはお気に入りみたいやから。」 GM「『否定はしないわ。』」 ボーイング「というわけで、お前を帰さないことにしたからな。ギルドが攻めて来たら覚悟するんやな。」 GM「『こまったわねぇ、あたしは死にたくはないし・・・』」 レドラム「我々がここにいるいじょう逃げる事もできないぞ。」 GM「『でも、役目は終わったからやっぱり帰らせてもらうわ。』と彼女は言うと、一言何かの言葉を唱えた。すると、彼女の体が透明になった(まず、インビジビリティ)。」 レドラム「え゛っ」 シーサー「縛っているはずのロープは?」 GM「まだ残っているのが見える。それも、次のラウンドにはするりとほどけてしまう(呪われた種族の彼女は、その名の通り仔猫に変身、誰かがこの部屋を出ていくのを待つ、と・・・さて、センス・マジックを使ってくれるかな?)」 ボーイング「どうしてくれるねん(笑)」 レドラム「空いた口が閉じられない。真剣参った。」 ボーイング「どうすんねんやぁ(笑)」 GM「(気、気付かんかぁ・・・^^;;)」 シーサー「余裕があると思ったら、何時でも逃げられる自信があったんやなぁ。」 GM「(頼むぅぅ、気付いてくれェ・・T^T)」 ボーイング「どうするぅ。これで、ギルドはなんの気兼ねもなく攻めてこれるで。ゴズロがいたらなぁ。先に仕掛けるんやけど・・・。」 GM「(きづいてくれなんだT^T)ないものねだりはしないこと(笑)」 シーサー「今の時間は?」 GM「そうだね、(コロコロ)移動時間、交渉時間とかを含んで・・・だいたい4時頃ということにしよう。」 シーサー「いつ攻めてくると思う?」 レドラム「多分夜やろう。」 ボーイング「闇夜のシーフ・・・嫌やなぁ(笑)」 シーサー「隣の家は、空き家かな?」 GM「そうだね、(コロコロ)人が住んでるよ。」 シーサー「あんまり意味ないかもしれへんけど、隣に逃げるだけでもマシと違うかなぁ。」 GM「(なるほど・・・、でも、諜報部隊の部隊の攻めかたは、『あれ』だからなぁ、それだけではねぇ。それに、まだ誰もこの部屋を出ていっていない・・・ということはプシィはこの話を聞いているというわけやね・^^)」 ボーイング「それやったら、まわり一通り当たってみる?」 GM「じゃ、早速、(コロコロ・・ダミーにしよ)。反対側の家は今は空家やね。」 ボーイング「とりあえず、こっそり逃げよか(笑)」 シーサー「隣に逃げ込むんやったら、見つかりにくいと思うねん。」 GM「裏口から行けば、見つかりにくいよ。」 デ・コーター「それやったら、裏に川があるの利用できへんかなあ。」 GM「できなくはないよ。ただ、明るい時だと船を着けると目立つかもしれないね。」 シーサー「チャーターの問題もあるし・・・」 ボーイング「どっちでもええやん(笑)。取り敢えず俺は、部下を連れて隣の空き家に移動するから。」 シーサー「実は隣の空き家から監視されてたりして(笑)」 GM「(それも面白いなぁ)」 レドラム「近すぎるで。一応、わたしは部下を引き連れて、近くの宿屋に移動する事にする。」 デ・コーター「今度は宿屋まで追いかけて来たりして。」 レドラム「と言っても、宿屋の方がギルドの連中は手が出しにくいはずや。一般人を巻き込んで、警備隊に目を付けられるのは、奴等にとっても不本意やろうから。」 ボーイング「じゃあ、宿屋に移動する?」 レドラム「ちょっと待った。移動するのはええんやけど、全員一緒やったら人数多すぎてかえって目立つんとちゃうか?何箇所かに分散した方がええと思うねん。」 シーサー「そんなに宿屋があるの?」 GM「ここは港に近いからね、いくらでもあるよ。」 ボーイング「じゃあ脱出しよか(笑)」 シーサー「こんなんばっかやなぁ(笑)」 GM「(おぉい、イニシアチブを自分から捨ててどうするねん・T^T)」 デ・コーター「なぁ、取る取る団を巻き込むことできへんかなぁ?」 シーサー「事態が余計にややこしくならへんか?」 レドラム「いや、打てる手は打っといた方がいいと思う。」 ボーイング「でもな、こっちの体勢を考えると下手すると自滅するかもしれへんで(笑)。本音言うたらゴズロがおったら逆に攻めるんやけどな。このメンバーやと辛いかもしれへん。」 GM「はいはい、無い物ねだりはしない事(笑)」 デ・コーター「確認したいんやけど、この街の二つのシーフギルドの勢力関係ってわかる?」 GM「本来なら分からないんやけど、今はレインがいるからね、分かるよ。明確になっているところもあるんやけど、大体は入り乱れているよ。」 デ・コーター「いやね、どうせ宿屋に逃げるんやったら取る取る団(スクルーリー)の縄張内の方がええかなと思ってん(笑)。」 GM「(それはなかなかいいねぇ)」 シーサー「けどな、それやったらスネーク側にすら敵対行動と取られへんか?」 デ・コーター「そういうのもあるかぁ・・・」 GM「(おいおい・・・T^T、またそうやって自縄自縛するぅ・・・)」 シーサー「また、アジトを作らんとあかんなぁ。」 ボーイング「大丈夫、まだ資金は残ってるで(笑)。麻薬でも儲けたし(笑)」 レドラム「そんな問題とちゃうで(笑)」 ・ぷりーず、へるぷ、あす シーサー「(突然)クスクス」 GM「どうしたん?」 シーサー「脈絡のない作戦思い付いてん(笑)」 ボーイング「どんなん?」 シーサー「スネークのところに逃げ込む。そして、スネークが現われたところで、ちょっとお耳をとか言って、ぐさっ(笑)」 一同「(爆笑)」 シーサー「で、スネークの首を持っていって、これで勘弁してって(笑)」 レドラム「あかん、面白すぎる(笑)」 ボーイング「やんの?」 デ・コーター「ええんとちゃう(笑)」 シーサー「といっても、その時の状態によるやろうけどね(笑)」 レドラム「ええやん、やれる事はやっとくんや(笑)」 ボーイング「いっぺんに行く?」 GM「ちょっと待った、部下を含めて何人おるの?ちょっと合計してみて?」 ボーイング「全部で・・・16人(爆笑)」 シーサー「そんなにおったんか(笑)」 レドラム「そんなんでぞろぞろ行ったら、すんげー怪しいで(笑)」 ボーイング「交渉は面識あるの俺だけやから、俺が行くけど、みんなどうする?」 レドラム「当初の予定通り、宿屋に行く。」 シーサー「いいだしっぺやし、取り敢えず行く事にする。」 デ・コーター「あんまり大人数で行っても仕方ないやろうから残ることにする。」 GM「部下とかは、どうするの?」 ボーイング「宿屋にでも逃がしておこか。」 シーサー「その方がよさそうやね。」 GM「えっと、じゃあ、今の時間は17時頃ということで行動ね。」 ボーイング「了解。早速スネークの店に行こか。」 GM「(コロコロ)さてと、無事にスネークの店にたどり着く事ができたよ。面識もあるし、合言葉を言って奥に通してもらった。奥から出て来たのはポイズンね。」 シーサー「えっ?」 ボーイング「まずいなぁ(笑)。まぁ、取り合えずあっちの作戦はおいといて、相談しようか(笑)。ポイズンさん、実は大変な事になったんでげす。」 GM「『どうしたというんだ?』」 ボーイング「へぇ、あの取引の直後にあっしらの所に侵入者があったんでげす。ポイズンさん、ギルドで今抗争が起っているんでげすか?」 GM「ポイズンはちょっと眉のところをピクピクさせて言うよ。『まぁな、できればお前等には関係の無いところで済ませようとは思っていたのだがな。』」 ボーイング「もう、遅ぇでごぜぇます。諜報部の連中はあっしらに脅しをかけてきたんでげす。このままだとあっしら諜報部の連中に殺されてしまいやす。どうか、助けて下せェ。」 GM「『で、我々に何をしてもらいたいというのだ?』」 ボーイング「へぇ、かくまって貰いたいんでげす。」 GM「『分かった、それでお前たちの仲間は何人いるんだ?』」 ボーイング「あっ、来てもた(笑)。実は16人いるんでげす(爆笑)。」 GM「『16人・・・』さすがに面食らっているよ(笑)」 ボーイング「薬を運ぶ際の護衛とかが多いんでげす。」 GM「『ちょっと待ってろ』とポイズンは言って奥に下がるよ。」 ボーイング「なんか、げすばっかり言ってるなぁ(笑)」 レドラム「やーい、ソーゲス(笑)」 シーサー「今度は、ヨーダスになって最後に髭を生やしてハイデヤンスになる(笑)」  時事ネタ、赤ずきんチャチャのネタです。無視してもらって結構です(笑) ボーイング「いや、今でも髭は生えているんやけどなぁ(笑)」 GM「(さてと、スネークの判断は・・・極めて友好と・・・。スネークの反応からすると、この麻薬の供給源の彼らを失うのは惜しいというところかな。だからといって、準備が完全でない今、事を大きくするのは望まないというところか。ということは、スネークは、事を大きくしない範囲で彼らを守る程度か・・・ということは、PCを中に入れて守らずに護衛を出して、守れたら守る、駄目なら切り捨てというところかな・・・)」 シーサー「スネーク、出てくると思う?」 ボーイング「どうやろ・・・」 GM「(スネークは自分の正体を隠しているんだから、出てこないよ、^^)しばらくして、ポイズンが出て来た。『よし、分かった。お前たちをガードする連中を出してやろう。お前たちのアジトに帰るがいい』」 ボーイング「できれば、かくまって欲しいんやけど(笑)」 GM「『しかし、お前たちの人数が多すぎる。むしろ、人を出して襲ってくる連中を撃退する方が良いのではないか?』」 シーサー「やっぱり(^^;)」 GM「『今から護衛の連中を用意する。お前たちは安心してアジトに帰るがいい。』」 ボーイング「どうするぅ?」 シーサー「しゃあないなぁ・・・帰ろか・・・」 GM「『安心しているがいい、我々の護衛は優秀だからな』」 レドラム「そのまま帰るんかぁ(^^;;)」 シーサー「というてもなぁ(笑)」 レドラム「(頭を抱えて)行くべきやったかもしれへん・・・」 GM「(なんか、流れがまずいような気がする・・・・)」 ・ギルドの襲撃、そして・・・ GM「さてと、帰りは安全に戻る事ができるけどどうする?」 ボーイング「どうする?守ってくれるって事やけど・・・」 シーサー「当初の予定通り宿屋にいるか、アジトに戻るか・・・、いずれにしても残りの連中と合流してからやね。」 GM「じゃあ、合流したという事で話を続けよう。」 レドラム「早速やけど、つけられてないやろうな(笑)」 ボーイング「すっかり忘れてた(笑)。」 レドラム「じゃあ、宿屋も危険が及ぶ可能性があるわけや。しかも、ガードしてくれるというポイズンの台詞を考えると、宿屋ではガードが無いという事になるんとちゃう?」 デ・コーター「シーフの攻撃をシーフがガードしてくれるというんやから、頼ってもええんと違うの?」 シーサー「餅は餅屋ってか(笑)。一理はあるけど・・・。まぁ、ガードしてくれるって言うのにガードされる本人等がいなかったらスネークらはどう取るかというのもあるけどね(笑)」 GM「(どんどん自縄自縛する連中・・・笑)」 レドラム「あんまり余計な詮索をしても仕方が無いと思う。戻るか戻れへんかやね。ただし、全員である必要はないとということ(笑)」 ボーイング「じゃあ、全員戻ろう。やっぱり、シーフの暗殺者は恐い(笑)。それに対抗するにはシーフの方がいいと思う。」 シーサー「ポイズンはああ言っていたけど、実際、本当にガードしてくれるんやろうか?」 レドラム「今後の信用問題の事もあるからガードはしてくれると思う。それよりガード部隊があてになるかどうかの方が心配やで(笑)」 デ・コーター「暗殺部隊の側がガードしてくれるって言うんやからまだましやろう。」 GM「(ところがぎっちょんちょん、諜報部隊のやろうとする事を考えると・・・危険やなぁ・・・笑)じゃあ、全員アジトに戻るでええんやね(笑)」 ボーイング「そういうこと(笑)」 シーサー「一応、隣の屋敷に潜むという事で(笑)」 GM「じゃあ、判定やけど・・・ちょっと待ってね(笑)。(深き眠りの香の抵抗目標値は・・・げっ、30もある・・・威力を落して13という事にしよう。諜報部の攻撃部隊は、4箇所から攻撃と、対してガード部隊は・・・全員が気付くと・・・じゃあ、ガードの成否は・・・失敗、失敗、成功、失敗・・・と。という事は一ヶ所だけ深き眠りの香は効果が無いから、目標値が1下がると・・・・)全員、目標値12で、生命力抵抗力ロールしてみて・・・」 全員「失敗〜」 GM「うげげ、ということは・・・(-_-)。全員、強力な睡魔に襲われる。そして寝てしまった。」 シーサー「げぇ〜」 ボーイング「まじかぁ(笑)」  ここで、GMを含む全員がすっかり忘れている事があります。  そう、幸運・集中力というロールの存在をすっかり忘れていました。 レドラム「あうあう(口がぱくぱく・・・)」 GM「というところで、今回は引く事にしよう(大汗)」 大ピンチのまま次回に続く To Be Continued はぁい、大ショックのGM、KANAANです。 流れるままにプレイした結果が「あれ」。これだから、RPGは止められない(爆笑) え、まだ、本編を読んでいただけていない。今回は先に読んだ方がいいですよ、絶対。 爆笑間違いなし、自信持って言う事じゃないけど(^^;;;;;) いやまぁ、ルールをすっかり忘れるのが問題ですね。 このプレイでも大きく2箇所でルールミスってます。 おかげで、プシィの透明化の能力は、精霊魔法ではない何かになってしまった。 本来は精霊魔法だったんですがね。あれは、片手が自由である必要があるの。 それがね・・・。まぁ、今までの前言を撤回したような矛盾ではないから突っ走りましたけどね(笑)。 今回のRPG談義は、ルールとシナリオという事で行きましょうか(笑)。 まず、ルールのミス。 分かっててやってはいけない事だと思いますが、プレイ中にミスはつくものだと思います。俗にルールマスターと言われるタイプのプレイヤーからすると大問題なのでしょうが、要はいかに楽しく遊ぶかが目的であって、厳格にする必要はどこにもないのではないのでしょうか? それに、本当の意味でのルールはゲームマスター自身だとあたしは思います。なぜなら、ゲーム上において、審判(ジャッジ)するためには、ルールを把握する必要があります。しかし、すべてのルールを何時でも網羅するのは人間無理な事だと思います。それに、すべてのルールを網羅して、正確に判定するのであれば、コンピュータに任せればいいのです。柔軟な発想を持って状況によって判定を決める。これでいいとあたしは思っています。ただ、何時でもルールを無視していいという事ではないですからね。そのあたりはバランスよくプレイしたいという事ですね。  もう一つがシナリオ。やはりシナリオも厳密に守る必要はないと思います。むしろ、プレイの流れに合わせて、シナリオはどんどん作り替えていけばいいとおもいます。 今回のを例にたとえると、PCたちがギルドの連中に捕まるというのはまったく想定していません。想定していなかったからプレイを区切ったというのもありますが、今回は彼らのうちの一人が時間がなくて早く帰る必要があったので区切ったのです。 だから、続けようとすればいくらでも続けられました。もちろん、そのほとんどはアドリブです。  アドリブでシナリオをどんどん作っていくのでは矛盾が出て来ます。そこをプレイとプレイの間でうまく纏めて次のシナリオに展開する、これでいいと思います。  アドリブがうまくできないようという方に、いい方法を一つ伝授(それほどおおげさでもないけど・・・)しましょう。  それは、シナリオを作る際に、状況、つまりNPCや街等の様子をシナリオに直結していなくてもある程度メモしておく、できたら、そのメモについてどんどん想像を膨らませておくというものです。  そうすることで、シナリオとして書かれていない部分についての状況がある程度頭の中に出来てくると思います。あとはそれに合わせて、判断するだけです。  これだけでもかなりアドリブが楽になるとおもいます。  でも、アドリブの注意点は、必ずプレイヤーに伝えた内容について、次のシナリオに繋げるため、情報のフィードバックを行なう事です。  そうしないと矛盾する情報がプレイヤーサイドに溜まる事になり、プレイヤーたちが混乱する事になります。 というところで、堅苦しい話は終わりにしましょう。 今回のプレイが終了して直後、みんなで食糧を買い出しに出たときの話・・・ GM「まいった、こんな展開になるなんてまるで考えてなかった(笑)」 レドラム「今回のは失敗ばっかりやった(笑)。状況を完全に読み間違えた(笑)」 シーサー「交渉も失敗したし(笑)。あれはでも、交渉に出る前に我々の意思統一をしなかったのが原因やね。」 ボーイング「そっかぁ(笑)」 デ・コーター「そうかもしれへんなぁ(笑)」 シーサー「だってボーイング、あの諜報部の連中と接触しに行くとき、どうしようと思ってたん?」 ボーイング「当然、喧嘩売りに(笑)」 シーサー「やろ、俺は状況を確認しに行ったつもりなんや(笑)」 ボーイング「けどやぁ、もともと諜報関係の連中を全滅するのが目的やったはずやで(笑)」 シーサー「でもな、懐柔して仲間に引き込む事でもよかったんやで(笑)」 レドラム「せやから、行かへんかったことが失敗やって言うてん(笑)。俺、行ってたら無理矢理にでも方向性を纏めようとしてたやろうからね(笑)。」 ボーイング「ほんまはもっと強気でいきたかったんやけど、ゴズロがおらへんかったし・・(笑)。ゴズロがおったら最初からガンガン行ってたかもしれへん(笑)」 GM「でも、何回も言ってるとおり、自分等のキャラクターは他の一般の連中とは比べ物にならへんほど強いんやで。強気でもよかったのとちゃうか(笑)」 ボーイング「あの人間離れした能力があれば確実やん(笑)。せやから俺、ちょっとでも時間を稼いで次回に引き継ごうとしてたんやもん(笑)」 シーサー「そうやったんかぁ(笑)」 ボーイング「いつもやったら結構短めに終わるやんか(笑)。せやから思って何とかしようと思ってたんやけどなぁ(笑)」 GM「でも、結局いつもと同じぐらいの長さのプレイやで(笑)。けど、どうするの?」 レドラム「大体検討がついているけど、目の前に立っている連中次第というところかな(笑)」 シーサー「キャラクターとしてはちょっと嫌な予感(笑)」 ボーイング「次回こそ、行け!ゴズロ」 シーサー「ま゛っ、てか(笑)」 デ・コーター「その前に脱出できるんかいな(笑)」 シーサー「それに、ゴズロ次回も来れなかったらどうするねん(笑)」 ボーイング「そりゃ、困るわ(笑)」 等の会話がなされていました(笑)。 やはり、プレイの直後というとは面白い話が聞けます(笑)。 まぁ、今回は次回に導入して楽しめるという部分での情報はなかったですが、プレイヤーたちそれぞれの思惑を知って、次回のシナリオに組み込むのも楽しいものです。 次回、なんとか大波乱を巻き起こそうかと企むゲームマスター、そのゲームマスターの思いを知らずにぶち壊すかプレイヤー(笑)。 それでは、また、次回のセションで会いましょう(笑) IDS11053 KANAAN-PEPO